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2023/1/16

年末調整業務をアウトソーシングするメリット

経理業務の中でも年末調整は、複雑で、短期間で行わなければならないため厄介な業務の一つではないでしょうか。年末調整業務もアウトソースすることで、リスクや負担から解放されることができます。今回は年末調整のアウトソーシングについて解説します。

 

 

年末調整とは?

年末調整とは、役員や従業員など給与を支払った人の1年間(1月から12月まで)の所得税等を確定し、精算する手続きのことをいい、通常は12月(年末時期)に行います。

短期間で、従業員から様々な書類を提出してもらい、チェックや計算しなければならないため、どうしてもそのタイミングの業務負荷は大きいものとなります。

 

 

 

年末調整をアウトソーシングするメリット

年末調整業務のアウトソーシングには次のようなメリットがあります。

 

メリット1:年末調整業務は専門性が高く、負担が大きい

年末調整の際、従業員等から「扶養控除等異動申告書」などの年末調整関係書類を提出してもらいます。しかし、従業員が作成した年末調整関係書類は、記載漏れがあったり、誤りがあるなどミスが多いもの。必要な書類が添付されていないこともあります。

年末調整業務の担当者は、制度を理解したうえで、一つ一つ書類をチェックし、不備がないように年末調整計算を行わないといけません。従業員から書類の記載方法などで質問があれば対応する必要も生じるでしょう。

年末調整は求められる知識も多くありますし、負担も大きい作業の一つでもあるため、アウトソーシングして専門家に任せてしまうことも有効です。

 

メリット2:年末調整計算は年々複雑化する

毎年のように税制改正があり、年末調整計算は年々複雑化していっています。

年末調整業務を行う者は、当然、年末調整にかかわる税制改正を漏れなくキャッチアップし、正確に計算しなければなりません。

専門性が高く、間違えられない業務であるからこそ、アウトソースして、専門家に任せることにメリットがあるでしょう。

 

メリット3:特定時期に業務が集中することを防ぐことができる

年末調整業務は、当然のことながら、年末に集中する業務です。

毎月ある業務であれば、その業務のために人材を確保すればよいでしょうが、一時期に業務量が増えるからといってそれに合わせて常時雇用する訳にもいかないでしょう。

働き方改革が叫ばれる昨今、過剰な業務はアウトソーシングすることによって削減すれば、従業員の負担を減らすことができます。

 

メリット4:退職のリスクに備えることができる

年末調整業務はどのような会社でも、決まった時期に必ず実施しなければならない経理業務の一つです。

そのような業務を特定の従業員に任せていた場合、その従業員が突然退職するとどうなるでしょうか?業務の継続が難しくなり、場合によっては期限に間に合わないという状況も起こるでしょう。

この点、アウトソーシングしていれば、突然の退職で困ることなく、業務を継続することができるでしょう。

 

 

 

アウトソーシングした場合の年末調整の流れ

アウトソーシングした後の年末調整は通常、次のような流れで行うこととなります。

 

(1)使用するソフトを決める

従来は「扶養控除等異動申告書」等の年末調整関係書類を紙書類で提出することが多かったですが、最近は年末調整ソフトを使って、従業員がスマホから手軽に申告・提出することができるようなサービスもあります。

アウトソーシング会社がそのようなサービスに対応している場合には、アウトソーシングを機に、提出方法の見直しをすると効率化を図ることができます。

ただし、在職年数が長い従業員が多いような会社の場合は、従来の紙書類での提出に慣れていて、新しい方法に対応できないような可能性もありますから、従業員の意見も聞いておきましょう。

 

(2)スケジュールを決める

会社からアウトソーシング会社への年末調整関係書類の提出やアウトソーシング会社からの結果の報告などのスケジュールを決めます。

 

社内であれば多少期限を過ぎても何とか対応できることがあったかもしれませんが、アウトソーシングする場合は、期限を遵守が必要となります。提出が遅れている従業員へのリマインドなどの期間も考慮した余裕を持ったスケジュールとする必要があります。

 

(3)年末調整関係書類をアウトソーシング会社に提出する

従業員から回収した年末調整書類をアウトソーシング会社に提出します。

クラウドサービスを使う場合は、従業員から直接アウトソーシング会社に提出するような流れとすることもでき、その場合は、書類の回収管理の負担はなくなります。

 

(4)年末調整の結果を受け取る

アウトソーシング会社から、源泉徴収簿や源泉徴収票といった年末調整の結果を受け取ります。報告の期限と必要な書類は事前に取り決めておきましょう。

 

 

 

年末調整をアウトソーシングする先はどこがよい?

年末調整は、年末調整計算をした後、税務署への法定調書の提出や市区町村への給与支払報告書の提出をもって完結します。これらは税金にかかわる業務であり、原則として税理士の資格を持つ者が行わなければなりません。

社会保険労務士や民間のアウトソーシング会社が行っている場合は、その委託範囲によっては、税理士法違反となる可能性があるため、注意してください。

年末調整~法定調書・給与支払報告書の提出までを任せることができる税理士事務所にアウトソースするのがよいでしょう。

 

 

 

みんなの経理部の年末調整アウトソーシングサービスは?

スマホで簡単に年末調整書類の提出ができる複数のクラウドサービスに対応しており、従業員の負担や入力ミスを大きく減らすことができます。

また、母体である税理士事務所「みんなの会計事務所」が法定調書・給与支払報告書の提出までを行いますので品質も税理士法の問題もありません。

年末調整のアウトソーシングをお考えなら「みんなの経理部」にご相談ください。

 

 

 

まとめ

年末調整をアウトソーシングするメリットについて解説しました。難易度が高く、一時期に集中する経理業務はアウトソースするのに適している業務であるとも言えます。

経理業務の効率化を図るため、年末調整業務のアウトソーシングもぜひ検討してみてください。