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2024/3/2

会計ソフトと連携できるサービス・システムは?紐付けで効率化を目指そう

経理業務の効率化に役立つ会計ソフトは、他のサービスやシステムと連携できるものが主流となっています。データの取り込みや仕訳を自動化できるため、ルーティンワークである日々の仕訳がぐっと楽になるでしょう。この記事では、会計ソフトと連携できるサービスやシステムにはどのようなものがあるのかを紹介します。

 

会計ソフトの連携機能とは

多くの会計ソフトは、外部のサービスやシステムと「API連携」ができます。APIとは「Application Programming Interface」の略で、アプリケーションやプログラム化された情報を接続することを指します。本来、会計ソフトや外部のサービス・システムはそれぞれが独立したものであり、そのままでは互換性を持ちません。しかし近年さまざまなサービスやシステムにAPI連携のできる機能が搭載され、データの交換や共有などができるようになりました。

 

 

会計ソフトと他システムの連携による3つのメリット

会計ソフトと他システムなどを連携することで、主に3つのメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。

 

メリットその1:情報を何度も入力するコストを省ける

連携によって、各システム・サービス間でデータを共有できるため、入力のコストを省けます。大量のデータを一つひとつ入力するには手間も時間もかかり、担当者にとって大きな負担です。入力の作業を減らせれば、大幅な効率化が期待できます。

 

メリットその2:ヒューマンエラーによるミスを減らせる

データを自動的に取り込むことで、ヒューマンエラーが発生するリスクを抑えられます。人の手による入力では、タイプミスや入力の漏れが起こりがちです。自動取り込みによって手動の処理を減らすことで、こうしたミスの可能性をつぶせるでしょう。

 

メリットその3:属人化の解消につながる

会計ソフトと他のシステムなどを連携することは、属人化の解消にもつながります。データの自動的な取り込みや共有ができる状態であれば、「担当者がいなければ業務が進まない、情報を得られない」という事態を減らせるでしょう。使い方をマニュアルなどで共有することも、属人化の解消に役立ちます。

 

会計ソフトの自動仕訳機能を使った経理業務の効率化についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

(関連記事)会計ソフトの自動仕訳機能で経理業務を大幅に効率化できる!

 

 

会計ソフトと連携できるサービス・システム

会計ソフトと連携できるサービスやシステムは多岐にわたります。以下では、多くの会計ソフトで連携できる主なものを紹介します。

 

銀行口座

銀行口座を会計ソフトと連携することで、入出金のデータを自動的に取り込み、仕訳も自動的に作成できます。経理担当者は仕訳の内容を確認するのみで仕訳が完了するため、業務量を大きく減らせるでしょう。会計ソフトと銀行口座を連携させるには、インターネットバンキングの利用手続きが必要です。インターネットバンキングを始めるだけでも、会社にいながら残高照会や入出金の確認ができるため、大幅な効率化が期待できます。

(関連記事)インターネットバンキングで経理業務の大幅な効率化を目指そう

 

クレジットカード

クレジットカードも会計ソフトと連携が可能です。銀行口座の連携と同様に、取引のデータを取り込んで自動的に仕訳を作成できるため、仕訳の抜けや漏れを防止して入力の手間を省けます。経費の支払を主にクレジットカードで行っている場合には特に便利に活用できるでしょう。

(関連記事)法人クレジットカードは経理業務の効率化に必須!メリットや注意点など

 

電子マネー・プリペイド

電子マネーやプリペイドの使用履歴も、会計ソフトと連携できます。電子マネーやプリペイドが用途に結びつくものであれば、より手軽に会計処理が可能です。例えば、交通系ICカードであれば勘定科目は旅費交通費となることが多く、確認の手間も少なくて済むでしょう。ただし、お金のチャージなどに手数料がかかる場合は、手入力が必要となる場合もあります。

 

経費精算システム

システムを用いて経費精算をしている場合も、会計ソフトとの連携が可能です。申請された経費の内容から自動で仕訳のCSVデータを作成でき、会計ソフトに取り込むことで仕訳が完了します。経費精算は申請・承認・精算など業務のフローが多くあるため、迅速に完了するような仕組みを作ることが大切です。

(関連記事)経費精算を楽にする方法は?ツールやサービスで負担を減らそう

 

請求書に関するシステム

請求書の発行や受け取りのできるシステムも、会計ソフトと連携できるものがあります。請求書を発行するシステムには、請求時の仕訳データを作成し、入金時の消込も可能です。請求書の内容を読み込んで簡単に支払いができ、自動で仕訳を作成するものもあります。

 

POSレジ

小売店や飲食店で使われるPOSレジやPOSシステムも、会計ソフトと連携が可能です。1日の売上データを集計し、自動で仕訳を作成できます。会計処理が迅速にできるだけでなく、現状の迅速な把握ができることでリアルタイムな戦略の策定にも役立つでしょう。

 

ECサイト

ECショップモールやECショップ作成サービスにも、会計ソフトと連携のできるものが多くあります。顧客の購入に関する情報を、CSVなどに変換することなくそのまま取り込めるため、迅速な会計処理が可能です。POSレジと同様に、現状を迅速に把握して改善につなげられるでしょう。

 

 

まとめ

会計ソフトを銀行口座やクレジットカード、他の業務システムなどと連携することで、入力の手間を省けミスを防止できます。単調な仕事を効率化することで、より重要度の高い業務に時間を使えます。会計ソフトと紐づけていないサービスやシステムがある場合は、連携が可能かどうか確認してみましょう。